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[経済]お金はどこから作られる?貨幣発行の仕組みを解説します。

time 2017/12/20

[経済]お金はどこから作られる?貨幣発行の仕組みを解説します。

皆さんお金ってどうやって発行されているか知っていますか?

ぱっと思いつくのは日本銀行でしょう。

確かに日本銀行がお金を発行していますが、今回はそんな話しではありません。

発行したお金をどうやって分配しているのか。

また日本銀行以外にお金を発行する方法はあるのか。

詳しく解説していきます。

お金発行の仕組み

お金の発行には3種類の方法があります。

日本銀行が発行
政府が発行
信用創造

です。

「信用創造」については意味がわからない方も多いでしょうが、のちほど解説しますので、とりあえず言葉だけでも覚えておいてください

日本銀行が発行

まず大前提に日本銀行は紙幣発行権を持っています。
要はいくらでも紙幣を発行できる権利です。

ただし権利を持っているだけでは、発行したことにはなりませんよね。

日本銀行は金融機関の国債が欲しい時、代わりにあるものと交換して欲しいと交渉します。
これが紙幣です。

国債を購入するときに紙幣発行権を行使し、初めてお金を発行することになります。
結果として市中にお金が流れますよね。

日本銀行の目的はお金儲けではなく、日本の景気を安定させることを目標にしています。

現在の日本銀行の目標は物価上昇率2%です。

これに合わせて金融機関から国債を買い入れ、自らが発行した紙幣を市中に流している状況になります。

政府が発行

実は政府もお金を発行することができます。

政府硬貨です。
日本銀行が紙幣を政府が硬貨発行権をもっているのです。

紙幣は赤字国債発行が必要でした。
しかし、硬貨は製造した分がそのまま政府の儲けになります。

製造した硬貨は日本銀行に預けられ、使用された時点で政府の利益です。
これをシニョリッジと言います。
覚えておきましょう。

シニョリッジは米国債などを購入し運用されているようです。

信用創造

貸し借りによって作られる、架空のお金です。

今回発表した3つの発行方法の中で、一番大きなお金を生み出す方法になります。

少し難しいので、例をあげて説明します。

例:A銀行に100万円の預金残高がある場合
1.A銀行は儲けを出さなくては行けませんから、B銀行に年利1%で100万円の融資を行います。
2.B銀行はお金を貸してもらい、100万円の資産を手に入れました。
3.B銀行は100万円をA銀行に返さなければ行けないので、C銀行に年利2%で100万円の融資を行いました。
4.C銀行は100万円を手にしました。
5.以下ループ・・・
はい、ここまでです。

皆さんに問題です。100万円は最終的にどこに行ったでしょうか。

実はA・B・C銀行、全員が持っています。

確かにA銀行はB銀行に100万円を貸しました。
ですが、A銀行はB銀行から101万円(金利込)返してもらえる権利があります。
資産としては確かに101万円あるのです。

同じようにB銀行はC銀行から102万円(金利込)返してもらえる権利があります。

元々100万円だったものが、総額で303万円になりました。

303万-100万=203万=が信用創造で生み出されたお金です。

今わかったと思いますが、この世のお金は減らず、必ず増えます。
それと一緒に借金も増大します。

今回は銀行から銀行への融資を例にしましたが、企業への融資でも最終的には銀行の預金口座に振り込むので同じことです。

日本に流通している7割のお金は信用創造によって生み出されたものになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

お金は皆さんの生活にとってかかせないものなのですが、発行の仕組みを正しく理解しているのは、ごく一部の方だけです。

自分が深くかかわる、お金に対する知識は付けておくべきではないでしょうか。

特に信用創造はよく読んで、理解を深めておきましょう。

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